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BURMA VJ


 ニューヨークで香港人に35万ドル(約3150万円)の高値で落札されたマイケル・ジャクソンが初めてムーンウォークを披露した時につけていたグローブが、元々は南トンスリア製のゴルフ用グローブだったと聞いて、やっぱりマイケルの不幸な死は決して逃れることのできなかった運命だったのだと思い、また、前のエントリーで仕分け人のタレント時代の画像の裏にさらなるお宝画像(殿方用)を仕込んでおいたにも関わらず、どなたにもツッコミ入れていただけなかったことに一抹の寂しさを感じている管理人です(涙)。

 さて今日はこのブログのテーマとはやや趣を変えて、あるドキュメンタリー映画をご紹介させていただく。 このドキュメンタリーを観た後、これをどのように紹介しようか悩んでいたら数日が過ぎてしまった。 とても重たい気分になる映画である。
 たぶん多くの日本人にとってはチベット問題ほどの関心はないのかも知れないが、軍政下のミャンマー(ビルマ)で2007年9月に起こった民主化デモについての映画である。
 「BURMA VJ」は小型のハンディカムを手にした Undercover Video Journalist たちが2007年9月のヤンゴン(ラングーン)で起こった出来事を伝えたドキュメンタリー。
 当時本家のブログには書いたのだが、管理人はこの事件のそれぞれ前後に仕事でラングーンに行った。 事件の7ヶ月後に行った際には長井さんが撃たれた場所を探した。
 その場所はすぐにわかった。 そこに行って手を合わせ、あの映像が撮られた陸橋(下に貼ってある本編の「Part 7 of 9」の3:30頃と4:40頃に映っている)にも実際に行ってみた。
 事件のことについて市民は一様に口をつぐんでいた。 タクシーの運転手にアウン・サン・スー・チーの家に連れて行ってくれるように頼むと、「Are you kidding ?」と言われた。 そこには既にデモの残り火すらもなく、ラングーンはいつものラングーンに戻っていた。 仕事を終えた管理人がラングーンを発ったのはサイクロンが直撃する一週間前だった。
 管理人がラングーンにいる時に、いわゆる「秘密警察」の存在を実感したことなどない。 一度港に出向いて港湾施設を撮影している時に警官から撮影を止めるように言われたことぐらいだ。 しかしこの映画では普通の市民と同じようにシャツにロンジー(ビルマ式巻きスカート)姿の秘密警察が暗躍している姿がリアルに捉えられている。 僧侶のデモと並走していた市民のうちの数人がデモ行進の中心にいるビデオジャーナリストのカメラを見つけ、デモ行進の中に割って入ろうとするところを僧侶たちがガードしてビデオジャーナリストを守ろうとする。 彼らは市民に「偽装」した秘密警察だったのだ。
 映画には長井さんが撃たれるあのシーンもある。 彼が撃たれる瞬間を陸橋の上から捉えた映像。 別アングルからの映像で彼が兵士に手を摑まれて引き起されようとしている映像。 長井さんの遺体を抱えて運び去る兵士たちに群集から浴びせられる罵声。
 2007年の9月、ラングーンやマンダレーで起こったこと反政府デモ。 もちろんそれを実際に体験したのはデモに参加した当事者だけだが、この映画はそれを第三者にも追体験させてくれる。
 主人公である顔を明かさないビデオジャーナリストが危険を感じてチェンマイに一時避難し、現地に残った仲間たちと連絡を取り合うシーンは演出を加えて後付けされたされたものだろうが、時系列の出来事とうまくシンクロさせてあり映像のダイナミズムは損なわれていない。 この手のドキュメンタリーにありがちな、当事者たちのスタジオ撮りの「静的な」インタビューを場面転換のカット割り代わりに挟んだりする手法も見られず、ほとんどがハンディカムで撮られた映像だけで構成され、全編に渡って映像のスピード感が維持されている。
 最後は主人公のビデオジャーナリストがチェンマイ中心部の運河沿いの道をバイクで駆け抜け、バスに乗り、国境の河を小舟で渡ってふたたびミャンマーに潜入するシーンで終わる。
 この映画、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にエントリーが認められた15作品の中にも入っている。 ちなみにその中には日本の和歌山県太地町のイルカ漁を告発した「THE COVE」も入っている。 アカデミー賞も玉石混淆とはいえ、良質のドキュメンタリーと環境NGOのプロパガンダ映画が同列で語られるとは・・・。

 以下で全編(約90分)を観ることができます。 全部で9つのパートに分割されています。 現在は英語の字幕バージョンしかないのですが、英語が苦手な方でも何となくついていけるのではないかと思います。 最後の「Part 9 of 9」には僧侶の腐乱死体の映像もありますのでご注意下さい。
 もし冒頭のTRAILERをご覧いただいて興味がおありの方には、お時間が許すならぜひ以下の全編をご覧いただき、ご感想などお聞かせいただければ幸いです。
 管理人は来年またラングーンに行くつもりです。



BURMA VJ
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